おいしいだけじゃない! 知られざる健康戦略の全貌

テレビ東京 カンブリア宮殿

おいしいだけじゃない!知られざる健康戦略の全貌

明治 社長 松田 克也(まつだ かつなり)

おいしい牛乳、R-1、ブルガリアヨーグルト、ミルクチョコレート、果汁グミ、きのこの山、たけのこの里、ザバス…数えきれないほどの大ヒット商品を持つのが「明治」だ。2009年に明治製菓と明治乳業が統合、いまや売り上げ8000億円を超える巨大企業。数々の分野でトップシェアを誇るが「ラッキーで当たったヒット商品は無い」という。100年の伝統と歴史、知られざる開発の裏側に迫る!

ラッキーで当たったヒット商品は無い…ロングセラーを生む秘密

意外な分野で売り上げを伸ばしているという。それは「牛乳配達」。ピーク時(1976年)は350万軒が利用していたが、一時期は120万軒に…ところが今また増えはじめ250万軒まで回復している。理由は、宅配専用の商品。たとえば、R-1は味わいもパッケージも変えているという。それにしても、なぜヒット商品がこんなにもあるのか?その理由は、八王子にある研究開発拠点・明治イノベーションセンターにあった。6000種類もの乳酸菌を保有しており「乳酸菌博士」が日々、その機能を調べている。そして、大ヒット商品LG21やR-1が生み出された。さらに、チョコレートでは高カカオ製品を開発、健康をプラスした商品で新しい市場をつくっていた。

空前のタンパク質ブーム!新ブランドを立ち上げ

ロングセラーも多い反面、かつてヒットしても不採算商品になれば、一気に切り捨てるという一面も…。ポポロン、カルミンなども発売をやめた。懐かしさだけで商品を残すことはしない。スナック菓子のカールが東日本で販売終了した際は、「カールショック」という言葉が生まれたほど。不採算事業を切り捨てることで、営業利益はなんと4倍に!戦略的に儲かる会社に変えているのだ。その一方で、新たな取り組みも…。チョコレートやビスケット、冷凍グラタンなど32品目で、タンパク質をプラスした商品「TANPACT(タンパクト)」を発売。なんと自社商品だけでなく、伊藤ハムやマルハニチロなど他のメーカーまで仲間に引き入れ、TANPACTブランドを展開していた。

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